七十二候– category –
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七十二候
雁(がん)|春が深まるほど「去っていく」鳥
清明・次候は、七十二候で「鴻雁北(こうがん かえる)」 といいます。 鴻雁(こうがん)とは、雁(がん)のこと。冬のあいだ日本に渡ってきた雁たちが、北へ帰っていくころを表します。 清明・初候は、ツバメが来る。そして次候で、雁が帰る。 春とは、た... -
七十二候
雀(すずめ)|春の暮らしが始まる音
春分・初候は、七十二候で「雀始巣(すずめ はじめて すくう)」 といいます。 文字どおり、雀が巣を作り始めるころ――。 春分は「昼と夜がほぼ等しくなる日」。暦の上でも、季節の節目として強い意味を持つ時期です。 その節目に置かれたのが「雀」。 桜で... -
七十二候
雷(かみなり)|春の空が鳴り始める
春分・末候は、七十二候で「雷乃発声(かみなり すなわち こえを はっす)」 といいます。 雷が、声を発するころ――。 春分の締めくくりに、暦は「花」ではなく「音」を置きました。 雀が巣を作り始め、桜が咲き始め、そして雷が鳴る。 春が整っていく流れ... -
七十二候
桜(さくら)|春が「始まってしまう」花
春分・次候は、七十二候で「桜始開(さくら はじめて ひらく)」 といいます。 桜が咲き始めるころ――。 日本の春を代表する花が、ついに七十二候の中に登場します。 ただし、この候が指しているのは、満開の桜ではありません。 始開。“咲き始める”のです。... -
七十二候
蝶(ちょう)|青虫が蝶になる春の終章
啓蟄・末候は、七十二候で「菜虫化蝶(なむし ちょうと なる)」 といいます。 菜虫(なむし)――菜の葉につく虫、いわば青虫です。 それが蝶になる。春の終盤に、暦はこんな大胆な変化を置きました。 土がゆるみ、虫が動き、桃が咲いたあと。最後に来るの... -
七十二候
桃(もも)|「笑う」と書いた春の花
桃始笑(もも はじめて さく)。啓蟄・次候を表す七十二候です。 啓蟄の初候では、土の中で冬を越していた虫たちが戸を啓き、春が「動き」として始まりました。 そして次候。季節は、いよいよ目に見える彩りへ進みます。 桃。 春に咲く花は多いのに、なぜ... -
七十二候
芽(め)|春は「見えないところ」で始まっていた
草木萌動(そうもく めばえいずる)。雨水・末候を表す七十二候です。 雨水の三候を並べると、春が「順番に現れてくる」ことがよく分かります。 土が潤う(土脉潤起) 空がゆるむ(霞始靆) そして――芽が出る(草木萌動) ここでようやく、春は“目に見える... -
七十二候
虫(むし)|春は「音のする季節」になる
啓蟄(けいちつ)。暦の上で、いよいよ春が「動き」始める節気です。 雨水では、土が潤い、霞がたなびき、草木が芽吹きました。けれど、そこまではまだ静かな春でした。 啓蟄から春は一段階変わります。 それは――春が、音のする季節になるということです。... -
七十二候
霞(かすみ)|春は「輪郭がほどける」季節
霞始靆(かすみ はじめて たなびく)。雨水・次候を表す七十二候です。 雨水の初候では、土が潤い、足元から春が始まりました。そして次候は、空です。 霞。 春が来たと感じる瞬間は、花でも芽吹きでもなく――景色の輪郭がほどけたとき、かもしれません。 ...