【春分】3月21日|昼夜がほぼ等しくなる春の節目

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。
  • URLをコピーしました!

🌸 自然 ― 昼と夜がほぼ等しくなるころ

春分(しゅんぶん)は、二十四節気の第四節気です。

太陽黄経は0度。暦では「二月中」にあたります。

暦計算室では、春分を

「太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜がほぼ等しくなる」

ころとしています。

立春から始まった春も中ほどを迎え、日差しは次第に力強さを増していきます。

草木の芽吹きが進み、花が咲き、鳥や虫の姿も増えてくるころです。

春分を過ぎると、昼の時間はさらに長くなり、季節は夏至へ向かって進んでいきます。

なお、「昼夜がほぼ等しくなる」といっても、実際の日の出・日の入りを基準にすると、昼と夜が完全に同じ長さになるわけではありません。

春分は、太陽の動きから季節の大きな節目を感じることのできる節気です。


【春分】(しゅんぶん)

太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜がほぼ等しくなる

月: 二月中  太陽黄経: 0°

🏠 暮らし ― 春彼岸と季節の節目

春分の日を中日として、その前後3日ずつを合わせた7日間を「春彼岸」といいます。

彼岸は春と秋にあり、春分と秋分を中心として営まれてきた日本の季節行事です。

墓参りや先祖を供養する習慣があり、現在も暮らしの中に深く根付いています。

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、春彼岸のころになると厳しい寒さも次第に和らいでいきます。

ただし、春分を迎えても寒の戻りがあることがあります。

春らしい暖かさと冬の名残が行き来しながら、季節は少しずつ進んでいきます。


🍲 旬 ― 春の食材が豊かになるころ

春分のころは、春らしい食材がますます増えてきます。

菜の花、春キャベツ、新玉ねぎ、たけのこなど、柔らかな春野菜が店先に並び始めます。

山菜では、ふきのとう、うど、たらの芽なども春を感じさせる味覚です。

魚介類も地域によってさまざまな春の旬を迎えます。

また、春彼岸には「ぼたもち」を供える習慣があります。

春に咲く牡丹になぞらえて「ぼたもち」と呼ばれるという説明もよく知られています。

食卓にも、春の色や香りがはっきりと感じられるころです。


📚 文化 ― 春分と二至二分

春分は、二十四節気の中でも天文学的に重要な意味を持つ節気です。

春分・夏至・秋分・冬至の四つを合わせて「二至二分(にしにぶん)」と呼びます。

夏至と冬至が「二至」、春分と秋分が「二分」です。

一年の太陽の動きを考えるうえで、この四つは季節を区切る大きな目印となります。

春分の瞬間、太陽は天球上の「春分点」に位置します。

春分点は、天の赤道と黄道が交わる点の一つで、天文学では天体の位置を表す座標の基準にもなっています。

ここでは詳しく触れませんが、春分は単なる季節の呼び名ではなく、太陽と地球の位置関係によって定まる重要な節目です。


🗓 暦 ― 太陽黄経0°、二月中

春分は、啓蟄と清明の間に位置する二十四節気です。

太陽が黄経0度に達したときが春分で、暦では「二月中」にあたります。

春の六節気は、

立春
↓
雨水
↓
啓蟄
↓
春分
↓
清明
↓
穀雨

と進みます。

二十四節気では、春分の太陽黄経0度を起点として、

夏至 90度
秋分 180度
冬至 270度

と、四季を代表する二至二分が90度ごとに配置されています。

春分は春の中間に位置すると同時に、一年の太陽の巡りを考えるうえでも重要な位置にある節気です。


🌿 春分の七十二候

春分の約15日間は、さらに三つの七十二候に分けられます。

初候 雀始巣(すずめはじめてすくう)
雀が巣を構え始めるころ。

次候 桜始開(さくらはじめてひらく)
桜の花が咲き始めるころ。

末候 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)
遠くで雷の音がし始めるころ。

雀が巣を作り、桜が咲き、春雷が聞こえ始める。

春分の七十二候には、春がいよいよ深まっていく自然の姿が描かれています。


💬 ひとこと

春分は、春の中でもひときわ大きな節目です。

昼と夜がほぼ等しくなり、その後は昼の時間がさらに長くなっていきます。

花が咲き、生き物が動き、自然の景色も次第に春らしくなっていくころです。

そして春分は、夏至・秋分・冬至とともに「二至二分」を構成する、天文学的にも重要な節気です。

暮らしの中では春彼岸の中日。

空を見上げれば、太陽の巡りの大きな節目。

春分には、暦・自然・暮らしの三つが重なるような意味があります。

二十四節気 春分の次…清明  

二十四節気 春分のひとつ前…啓蟄


\ +深堀り です/


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!