【清明】4月5日|すべてのものが生き生きと、清らかに見えるころ

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🌿 自然 ― すべてのものが生き生きとして、清らかに見える

清明(せいめい)は、二十四節気の第五節気です。

太陽黄経は15度。暦では「三月節」にあたります。

暦計算室では、清明を

「すべてのものが生き生きとして、清らかに見える」

ころとしています。

春分を過ぎ、日差しはいっそう明るさを増していきます。

草木は芽吹きから成長へと進み、若葉が広がり、さまざまな花が咲くころです。

鳥や虫の活動も活発になり、空や野山にも春らしい生命の動きが感じられるようになります。

「清明」という名のとおり、明るい光の中で自然の姿が清らかに見える季節です。


【清明】(せいめい)

すべてのものが生き生きとして、清らかに見える

月: 三月節  太陽黄経: 15°

🏠 暮らし ― 春の陽気を楽しむころ

清明のころは、春らしい穏やかな日が増えてきます。

桜をはじめとする花々や、新しく伸びた若葉を楽しみながら、外へ出る機会も増える季節です。

庭仕事や畑仕事なども進み、自然と触れ合う時間が多くなります。

一方で、朝晩は冷える日もあり、天候が変わりやすい時期でもあります。

暖かな日差しの中にも春特有の寒暖差があり、季節が少しずつ初夏へ向かっていることを感じるころです。


🍲 旬 ― 若葉とともに春の味覚が豊かになる

清明のころは、春の食材が豊かになる時期です。

たけのこ、わらび、ぜんまい、うど、たらの芽など、春ならではの山菜や野菜が出回ります。

新玉ねぎや春キャベツなども、この季節らしい味覚です。

魚介類では、地域によってあさり、しらす、鯛などが旬を迎えます。

春の香りや柔らかな味わいを、食卓でも楽しめるころです。


📚 文化 ― 清明祭と春の節目

沖縄では、清明の時期に「清明祭(シーミー)」と呼ばれる行事が行われます。

家族や親族が墓前に集まり、祖先を供養する行事として現在も受け継がれています。

中国にも「清明節」があり、墓参りなどを行う日として知られています。

同じ「清明」という言葉を持ちながら、地域ごとに異なる形で春の節目として受け継がれてきました。

日本本土では、清明そのものを行事として意識する機会は多くありませんが、花見や新緑を楽しむ時期と重なります。

自然が明るく、生き生きとして見えるという清明の意味は、今の暮らしの中でも感じることができます。


🗓 暦 ― 太陽黄経15°、三月節

清明は、春分と穀雨の間に位置する二十四節気です。

太陽が黄経15度に達したときが清明で、暦では「三月節」にあたります。

春の六節気は、

立春
↓
雨水
↓
啓蟄
↓
春分
↓
清明
↓
穀雨

と進みます。

春分を過ぎた太陽は、黄経15度まで進みます。

そして次の穀雨では黄経30度となり、二十四節気の春は最後の節気を迎えます。

清明は、春が深まり、自然の生命感がはっきりと見えるころです。


🌿 清明の七十二候

清明の約15日間は、さらに三つの七十二候に分けられます。

初候 玄鳥至(つばめきたる)
燕が南からやって来るころ。

次候 鴻雁北(こうがんきたへかえる)
雁が北へ渡って行くころ。

末候 虹始見(にじはじめてあらわる)
雨の後に虹が出始めるころ。

燕が訪れ、雁が北へ帰り、春の雨のあとに虹が現れる。

清明の七十二候には、空を行き交う鳥や春の雨を通して、季節がさらに進んでいく姿が描かれています。


💬 ひとこと

清明は、春の明るさをそのまま表したような節気です。

若葉が広がり、花が咲き、鳥が空を行き交う。

冬の間は静かだった自然が、いつの間にか生き生きとした姿に変わっています。

「すべてのものが生き生きとして、清らかに見える」。

清明は、そんな春の光と生命の動きを感じる節気です。

二十四節気 清明の次…穀雨  

二十四節気 清明のひとつ前…春分


\ +深堀り です/


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