【夏至】(今年は6月21日)…昼の長さが最も長くなる…初候:乃東枯…

夏至(げし)

 昼の長さが最も長くなる

     月: 五月中  太陽黄経: 90°

初候

乃東枯 (なつかれくさかるる)

夏枯草が枯れる

二十四節気「夏至(げし)」

二十四節気「夏至(げし)」は、一年のうちで最も昼が長くなるころ。
2025年の夏至は、国立天文台・暦計算室によると6月21日(土)0時51分(日本時間)です。

もう少し下に、暦要項へのリンク張っています。

  夏至・冬至・春分・秋分 まとめて  → 暦計算室資料で勉強 リンク 二至二分

この頃、日本では梅雨のただなか。昼は長いけれど、陽射しの強さを感じにくく、しとしとと雨の多い季節です。そんな夏至の初候は――

🪻乃東枯(なつかれくさ かるる)

「乃東(だいとう)枯る」と書いて「なつかれくさ かるる」。


 かつて薬草として知られた「乃東(なつかれぐさ)=ウツボグサ」は、冬至の頃に芽吹き、冬至のころに芽を出して、六月〜八月に紫色の花が花穂にいくつも咲きます。夏枯草とも呼ばれ、花穂を煎じて飲むと利尿や消炎作用が。また、煎液は、ねんざ、腫れの塗り薬にも。うがい薬にも使われます。

 現代では「ウツボグサ」という名で知られ、山野や草地に自生。
紫色の穂状の花が咲き終わる頃に、花穂全体が黒ずんでいく様子が「枯るる」と表現されています。

☂️季節の情景と「夏至」の味覚リンク

雨空が続くこの季節。洗濯物が乾かず、食材の保存にも気を使いますが――
一方で、旬の果物や野菜はどんどん実りの時期に入り、自然の力強さを感じさせてくれます。

特に夏至~小暑のころは、さくらんぼ・マンゴー・メロンなど、瑞々しい果物が出盛り期。
ふるさと納税でも人気の品が続々と出荷最盛期を迎えています。

季節のフルーツ特集はこちら👇

🍒 ふるさとフルーツ今が旬【夏至~小暑編】

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