目次
四立とは何か
立春・立夏・立秋・立冬
四立(しりゅう)とは、
- 立春
- 立夏
- 立秋
- 立冬
の四つの節気をまとめた呼び方です。
これらは 季節の始まり を示す節気であり、
日本の暦において重要な節目とされてきました。
四立とは「季節の入口」
二十四節気は、太陽の位置をもとに一年を24に分けたものです。
その中で四立は、
春・夏・秋・冬の始まり
を示しています。
春 立春
夏 立夏
秋 立秋
冬 立冬
つまり四立は、季節の扉が開く日とも言える節目です。
四立の太陽黄経
四立は太陽の位置によって定義されています。
| 節気 | 太陽黄経 | 意味 |
|---|---|---|
| 立春 | 315° | 春の始まり |
| 立夏 | 45° | 夏の始まり |
| 立秋 | 135° | 秋の始まり |
| 立冬 | 225° | 冬の始まり |
このように四立は、太陽が黄道上を進む位置によって決まります。
二至二分との関係
暦の構造では、四立は次の節気とあわせて考えられることが多いです。
二至二分
- 春分
- 夏至
- 秋分
- 冬至
これらと四立を合わせると、
八節
と呼ばれる重要な節気の組になります。
四立
立春
立夏
立秋
立冬二至二分
春分
夏至
秋分
冬至
八節は、季節の変化を示す重要な基準として古くから重視されてきました。
節分との関係
四立は、節分とも深く関係しています。
節分とは、
四立の前日
を意味する言葉でした。
つまり本来は
- 立春の前日
- 立夏の前日
- 立秋の前日
- 立冬の前日
の四つの節分が存在していました。
しかし現在では、
立春の前日の節分だけが広く知られています。
四立の役割
四立は、単なる節気ではなく、
季節の大きな区切りを示す基準でした。
例えば、
- 農作業の目安
- 年中行事の節目
- 季節の移り変わりの判断
などに利用されてきました。
そのため、古い暦では四立は特に重要な節気として扱われています。
暦の構造の中での位置
四立は、日本の暦の構造の中で次のような位置にあります。
太陽の運行
↓
二十四節気
↓
四立(季節の始まり)
↓
七十二候
↓
雑節
↓
節句
↓
年中行事
四立は、季節の入口を示す節気として
暦全体の骨格を形づくっています。
ひとこと
立春、立夏、立秋、立冬という四立は、
一年の季節の始まりを示す重要な節目です。
現在の暦では日付の感覚が先に立ちますが、
四立を知ることで、太陽の動きと季節の関係がよりはっきりと見えてきます。
暦の世界では、この四立が
一年の季節の流れをつくる大きな柱となっています。
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