【小暑】7月7日…暑気に入り梅雨が明けるころ

※この記事は、2025年7月3日に「【小暑】(7月7日)...暑気に入り梅雨のあけるころ...初候:温風至」としての公開した二十四節気・小暑と小暑・初候(温風至)を併記した記事をもとに再構成し、二十四節気「小暑」の単独記事として整理したものです。

二十四節気|小暑(しょうしょ)

 「小暑(しょうしょ)」は、二十四節気の第十一節気で、暑気に入り梅雨が明けるころを意味します。2025年の小暑は、7月7日(月)にあたります。

 「小暑」とは“やや暑さを感じ始める頃”という意味で、梅雨明けが近づき、夏の入口を意識する節目とされます。空気の質が変わり、暑さの気配が本格化していきます。

小暑】(しょうしょ)
 
 暑気に入り梅雨のあけるころ
 

  月: 六月節  太陽黄経:105°

本格的な暑さの入り口

 この小暑から「大暑」までの約15日間は、いわば「梅雨の出口〜夏の入口」にあたります。地域によってはすでに梅雨が明けて猛暑日となる年もあれば、まだ雨が続く年もあり、気候の変化が大きい時期です。

 自然も人の暮らしも、少しずつ「暑さへの備え」を始める頃。草木は勢いよく茂り、田畑の稲は根を張り、夏野菜が実りを迎えます。セミの声が聞こえ始めるのもこの時期です。

※候ごとの詳しい記事は、以下で紹介しています。小暑という大きな節気の中に、さらに三つの小さな季節感が刻まれています。

暮らしと旬の味覚

 梅雨明けとともに暑さが増し、生活は「夏仕様」へと切り替わります。日中は蒸し暑さが増し、夕立や雷雨も発生しやすくなります。体調管理や熱中症対策が大切な頃です。

 果物はスイカ・桃・ブルーベリー・ぶどうなどが旬を迎え、冷やして食べる爽やかな味わいが夏の食卓を彩ります。野菜ではきゅうり・なす・トマト、魚では鮎やはもが出盛りに。

記事整理の経過

 本記事は、2025年7月3日に「【小暑】(7月7日)…暑気に入り梅雨のあけるころ…初候:温風至」としての公開した二十四節気・小暑と小暑・初候(温風至)を併記した記事をもとに再構成し、二十四節気「小暑」の単独記事として整理したものです。

 もとの併記した記事は、タイトルはそのまま存続させ、内部記事の冒頭に経緯説明し、七十二候の記事「【小暑・初候】温風至(あつかぜいたる)7月7日頃」の副題で小暑・初候〈温風至〉の記事として、一部内容補完したうえで、公開済みの公開済みの他の七十二候記事、節気の初候・次候・末候記事と同様の扱いといたしたく、ご了承をお願申し上げます。

 元記事は以下の関連リンクからご覧いただけます。

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参考:小暑から立秋に至るタイムライン

 今年は、小暑月7日のから小暑、夏の土用の入りが7月19日、大暑が7月22日となっています。

このあと土用の期間を経て、8月7日に立秋を迎えることとなります。

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