【芒種】6月5日…初候・螳螂生 (かまきりしょうず)

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副題:【芒種・初候】螳螂生(かまきりしょうず)6月5日頃

※ 2025年6月4日公開の本記事は、二十四節気・芒種と芒種・初候の七十二候(螳螂生)を併記した内容であることから、2025年9月16日本記事内容をもとに再構成した二十四節気【芒種】の単独記事を公開しました。

 なお、本記事は、タイトルはそのまま存続させ、「【芒種・初候】螳螂生(かまきりしょうず)6月5日頃」の副題で、芒種・初候〈螳螂生〉の記事として、一部補完整形を伴いつつ、他の七十二候記事と同様の扱いをいたします。
芒種(ぼうしゅ)

 稲や麦などの(芒のある)穀物を植える
     月: 四月中  太陽黄経: 60°
初候
螳螂生 (かまきりしょうず)

螳螂が生まれ出る

 芒種(ぼうしゅ)

 芒種(ぼうしゅ)は、二十四節気のひとつで、「芒(のぎ)」を持つ麦や稲の収穫・田植えの目安とされるころ。
実際には、この時期に多く見かけるのは、麦畑での収穫作業や、夏野菜の苗が勢いよく伸びていく畑の光景ですね。

 「芒(のぎ)」とは、稲や麦の穂先に見られる小さなとげのような部分。
昔からこの時期は、麦を収穫し、次の作物の準備に入る大切な季節でした。

🛒 芒種のころの旬と農の営み

 この時期は、そら豆や新じゃがいも、きゅうり、ズッキーニなど、初夏の野菜がみずみずしく育つころ。畑や家庭菜園では、日差しをたっぷり浴びた葉や苗の色が、日に日に濃くなっていきます。

 また、麦の収穫「麦秋」もこの時期の大きな仕事。金色の穂が風に揺れる光景は、初夏そのものの感じですよね。そして、そのあとに稲の作業に移っていく、というのがどこでも見られた風景でしたね。

 この時期は、夏野菜の苗がぐんぐん伸びて、少しの草取りや水やりでも気持ちがいい季節。 市民農園なんか見ていると、土に触れる時間はやっぱり楽しいだろうなと、思ってしまいます。

🌱 初候:螳螂生(かまきりしょうず)

 芒種の初候は「螳螂生(かまきりしょうず)」。小さなかまきりが、草の陰でそっと動き始めるころです。

 我が家の庭にも、黄色い花に集まる蜜蜂や、小さな虫たちの動きがにぎやか。
かまきりの小さな体も、その命のひとつとして、自然と寄り添っているように見えます。

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🌿 季節のひとこと

  芒種の季節は、畑や庭の命の営みが一段と勢いを増していくころ。
  かまきりや虫たちも、小さな庭の中で、それぞれの「役割」を見つけているように感じます。

  今日の一日も、少しでも自然の音に耳を澄ませながら過ごしたいですね。

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 2025年9月16日本記事内容をもとに再構成した二十四節気【芒種】の単独記事「【芒種】6月5日…稲や麦などの(芒のある)穀物を植える」を公開しました。
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