2026年3月– date –
話題・情報系土用は日本だけか ―― 中国にも雑節のようなものはあるのか ――
土用は日本だけか ―― 中国にも雑節のようなものはあるのか ―― 土用(どよう)は、立春・立夏・立秋・立冬の直前、およそ十八日間を指す雑節です。 とくに夏の土用は、日本では広く知られています。 では、この土用という区切りは日本独自のものなのでしょ... 話題・情報系鷹 ― 空で技を学ぶ若鳥の季節
小暑の末候は「鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)」です。 鷹が飛び方や狩りの技を学ぶころをいいます。 暑さが増し、空気が重くなる時期に、なぜ鷹の“学び”が置かれているのでしょうか。 ここには、季節の成熟段階が表れています。 「学習」という言... 話題・情報系蓮 ― 水面に開く盛夏の兆し
小暑の次候は「蓮始開(はすはじめてひらく)」です。 蓮の花が開き始めるころをいいます。 小暑は、暑さが本格化へ向かう節気です。その中で、蓮が置かれていることには明確な意味があります。 「始めて開く」という段階 ここで重要なのは、「満開」では... 話題・情報系温風 ― 熱を帯びた風が届くとき
小暑の初候は「温風至(あつかぜいたる)」です。 熱を帯びた風が届くころをいいます。 梅雨が明けきらない空の下でも、風の質が変わり始める時期です。 「温」とは何を指すのか ここでいう「温」は、ぬるいという意味ではありません。 冷たさを含まない、... 話題・情報系
半夏生 ― 暦が設けた農の締め切り日
半夏生 ― 暦が設けた農の締め切り日 半夏生(はんげしょう)は、雑節のひとつです。 現在は、夏至から数えて十一日目、太陽黄経が100度に達する日と定められています。 おおよそ7月2日頃になります。 この日は、単なる植物名ではありません。農作業の節目... 話題・情報系二至二分はなぜ 0・90・180・270 度なのか
―― 0度が意味する「始まり」の位置 ―― 二至二分は、太陽の黄経によって定まります。 春分:0度 夏至:90度 秋分:180度 冬至:270度 なぜこの四点なのでしょうか。 単に四等分したから、ではありません。 とくに 0 度には、暦思想の核心が含まれています。... 話題・情報系夏至 ― 二至二分が示す“極まる”という思想
二至二分とは、夏至・冬至・春分・秋分の四つを指す言葉です。 一年を四つに大きく分ける、暦の骨格です。 その中で夏至は、もっとも日が長くなる節目です。 しかし、単に「昼が長い日」という説明では足りません。 夏至は、“極まる”という思想を持つ地点... 話題・情報系半夏 ― 湿りの中から現れる草
夏至の末候は「半夏生(はんげしょうず)」です。 半夏が生え出るころをいいます。 ここでいう半夏は、一般にカラスビシャクを指します。湿った場所に芽を出し、独特の形をした仏炎苞を立てる植物です。 夏至三候の最後に、この草が置かれていることには意... 話題・情報系菖蒲 ― 水辺に立つ花が示す盛夏への移行
夏至の次候は「菖蒲華(あやめはなさく)」です。 菖蒲が花を咲かせるころをいいます。 夏至の初候で「枯れ」が置かれ、次に来るのが「花が咲く」という現象です。 この並びは偶然ではありません。 ここでいう「菖蒲」とは何か 「菖蒲」と書いて「あやめ」...
