2026年3月– date –
話題・情報系梅 ― 実が黄ばむ季節の到達点
芒種の末候は「梅子黄(うめのみきばむ)」です。 梅の実が黄みを帯び、熟し始めるころをいいます。 花の梅ではなく、「実」の変化が選ばれているところに、この候の特徴があります。 なぜ“実”なのか 梅の花は早春に咲きます。 しかし、七十二候がここで取... 話題・情報系蟷螂 ― 刃を持つ小さな捕食者
芒種の初候は「蟷螂生(かまきりしょうず)」です。 田に稲の苗が植えられ、穀物の種まきが進むころ、かまきりが姿を現し始めます。 なぜ蟷螂が、この時期のしるしとして選ばれたのでしょうか。 「生ずる」という表現の意味 ここで使われる「生」は、単な... 話題・情報系麦 ― 実りが季節を告げるとき
小満の末候は「麦秋至(むぎのときいたる)」です。 “秋”という字が使われていますが、これは現在の季節を指しているわけではありません。 麦にとっての収穫の時期が訪れる、という意味です。 なぜ「秋」なのか もともと「秋」という字は、穀物の実りや収... 話題・情報系蚕 ― 桑を食む季節のしるし
小満の初候は「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」です。 七十二候の中でも、動植物そのものというより、人の暮らしと結びついた“仕事の季節”がはっきり見える候だと思います。 なぜ蚕が、季節の区切りとして選ばれているのでしょうか。 蚕が動き出す条... 話題・情報系竹笋 ― 地を破って現れる力
立夏の末候は「竹笋生(たけのこしょうず)」です。 竹の地下茎から筍が地上に姿を現すころをいいます。 春の花が終わり、初夏の気配が満ちてくる時期に、地面を割るようにして筍は伸び始めます。 では、なぜ筍がこの時期のしるしとして選ばれたのでしょう...