用語:十二支(じゅうにし)

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十二支(じゅうにし)

  • 十干と組み合わせて干支として使うことも多い。

方角に用いる場合

  • 北を子とし、東回りに名づけていく。
    • 子(北)と午(南)を結ぶ線を子午線と呼ぶ。
    • 卯(東)と酉(西)を結ぶ線を卯酉ぼうゆう線と呼ぶ。
    • 北東は丑と寅の間なのでうしとらの方角、南東は辰と巳の間なのでたつみの方角、南西は未と申の間なのでひつじさるの方角、北西は戌と亥の間なのでいぬいの方角と呼んだりする。

天体の位置を表わす場合

  • 天体の位置を表わす場合は十二辰と呼ばれる。
    • 十二辰は十二次と同じ領域を表わしますが、十二次とは逆に東から西へ並ぶ。十二次十二辰星紀丑玄枵子娵訾亥降婁戌大梁酉実沈申鶉首未鶉火午鶉尾巳寿星辰大火卯析木寅
  • 黄道十二宮訳語として使われることもある。名称初度黄経[°]丑宮冬至270~300子宮大寒300~330亥宮雨水330~ 0戌宮春分0~ 30酉宮穀雨30~ 60申宮小満60~ 90未宮夏至90~120午宮大暑120~150巳宮処暑150~180辰宮秋分180~210卯宮霜降210~240寅宮小雪240~270

時刻に用いる場合

  • 1日を12分割し、十二支をあてはめる方法を十二辰刻という。
  • 不定時法でも十二支を使いますので、どちらによる時刻か注意する必要がある。

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