令和7年の梅雨明けの状況

7月19日 気象庁:東北北部が梅雨明けしたとみられる

7月19日(土)、気象庁は東北北部の梅雨明けを発表しました。昨年より14日早く、平年より9日早い梅雨明けとなりました。

これで梅雨入り・梅雨明けの発表がない北海道をのぞき、全てのエリアで梅雨明けが発表されたこととなります。

7月18日 気象庁:関東甲信、北陸、東北南部が梅雨明けしたとみられる

 気象庁は「関東甲信・北陸・東北南部が梅雨明けしたとみられる」と発表。関東甲信では平年より1日早く、北陸では平年より5日早く、東北南部では平年より6日早い梅雨明け。

7月9日より 「追跡:梅雨明けはいつ」にて情報掲載

7月8日 今年の梅雨明けの状況

今年の梅雨はどんな状況でしょうか。6月27日までに近畿地方まで、梅雨明けが発表されていましたが、7月4日、東海地方の梅雨明けが発表されました。東海地方は史上3位タイとのことです。

全国的にも平年に比べてかなり早い状況ですね。

今日、7月8日です。

関東甲信や北陸、東北も平年より大幅に早い梅雨明けとなる可能性があるといわれていましたが、気温が上がると都心周辺でも雨雲が湧き不安定な気象条件となるなど、雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、注意報や警報を伴う大雨となる可能性があります。このような「記録的短時間大雨情報」が発表されたり、「都市型雷雨」が増えているようで、これが梅雨明けしない要因のひとつになっているようです。

 梅雨明けの発表は、気象庁が行うものですが、当然ながら、天候の経過とその先を見通して、「速報」として発表されています。

以下の表は、最新の発表のたびに更新されます。梅雨明けの確定は、後日、春先から実際の天候経過に基づいて梅雨入りと梅雨明けの時期が総合的に検討され確定されるとのことです。

全国の速報値

梅雨明け                          07月19日更新

地方2025年平年差昨年差平年昨年
沖縄6月8日頃13日早い12日早い6月21日頃6月20日頃
奄美6月19日頃10日早い3日早い6月29日頃6月22日頃
九州南部6月27日頃18日早い19日早い7月15日頃7月16日頃
九州北部6月27日頃22日早い20日早い7月19日頃7月17日頃
四国6月27日頃20日早い20日早い7月17日頃7月17日頃
中国6月27日頃22日早い24日早い7月19日頃7月21日頃
近畿6月27日頃22日早い21日早い7月19日頃7月18日頃
東海7月4日頃15日早い14日早い7月19日頃7月18日頃
関東甲信7月18日頃1日早い同じ7月19日頃7月18日頃
北陸7月18日頃5日早い13日早い7月23日頃7月31日頃
東北南部7月18日頃6日早い14日早い7月24日頃8月1日頃
東北北部7月19日頃9早い14日早い7月28日頃8月2日頃

梅雨入り                          

地方2025年平年差昨年差平年昨年
沖縄5月22日頃12日遅い1日遅い5月10日頃5月21日頃
奄美5月19日頃7日遅い2日早い5月12日頃5月21日頃
九州南部5月16日頃14日早い23日早い5月30日頃6月8日頃
九州北部6月8日頃4日遅い9日早い6月4日頃6月17日頃
四国6月8日頃3日遅い9日早い6月5日頃6月17日頃
中国6月9日頃3日遅い11日早い6月6日頃6月20日頃
近畿6月9日頃3日遅い8日早い6月6日頃6月17日頃
東海6月9日頃3日遅い12日早い6月6日頃6月21日頃
関東甲信6月10日頃3日遅い11日早い6月7日頃6月21日頃
北陸6月10日頃1日早い12日早い6月11日頃6月22日頃
東北南部6月14日頃2日遅い9日早い6月12日頃6月23日頃
東北北部6月14日頃1日早い9日早い6月15日頃6月23日頃
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