八十八夜…立春(.今年は2月4日)から数えて…もうすぐ夏…
雑節
【八十八夜】
(はちじゅうはちや)
夏も近づく八十八夜...

八十八夜(はちじゅうはちや)とは雑節の一つで、立春から数えて88日目の日を指します。
今年は、今日5月1日が八十八夜にあたります。
🎵 夏も近づく八十八夜 ちゃんちゃん 🎵 この歌、知ってますよね?
私のような老人にはとても懐かしい歌で、歌ってしまいますね。
ご紹介します。
「茶摘み歌」
歌詞
夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは
茶摘じゃないか
茜襷(あかねだすき)に菅(すげ)の笠
日和つづきの今日此の頃を、
心のどかに摘みつつ歌ふ
摘めよ 摘め摘め
摘まねばならぬ
摘まにや日本の茶にならぬ
歌にもあるように、もうすぐ夏。
八十八は、米という字につながる縁起のいい数字というか文字ですね。
八十八夜の意摘んだお茶は、長寿の句するとも言われたようです。
また、八十八夜は、農業の吉日で、お茶を摘んだり、種籾を蒔いたりする時期とされています。
ただ、思わぬ冷え込みもある時期で、霜が降ると大変になります。
そういえば、お茶畑には、よく防霜ファンが設置されていますよね。
そういうことだったんですね。
八十八夜の忘れ霜、という言葉があるそうです。