執(とる)は、十二直の六番目に位置する暦注です。
建で始まり、
除で整えられ、
満で充実し、
平で安定し、
定で形が定まった物事を、
実際に執り行う段階へ進めるのが執です。
文字どおり、
執る
執り行う
実行する
ことを意味する十二直です。
執とは?
執とは、
物事を執り行う日
を意味します。
考えや計画の段階ではなく、
実際の行動へ移すこと
を表しています。
そのため古くから、
祭祀や神事などを行う日に向くと考えられてきました。
十二直における執
十二直は、
物事の進み方
を示す暦注です。
執は、
実行
継続
実践
を象徴します。
定で定まったものを、
具体的な形で進めていく段階にあたります。
執の日に向くこと
古い暦では、執の日は次のようなことに向くとされました。
- 神事
- 祭祀
- 婚礼
- 建築
- 種まき
- 井戸掘り
継続的に行う事柄や、
形として残るものに向く日とされています。
執の日に避けること
一方で、
- 旅行
- 引越し
- 金銭ごと
などは慎むべきとされることがありました。
これは執が、
一つの場所や物事に取り組む性質
を持つと考えられていたためです。
執が表す時間観
執は、
単なる開始
ではありません。
すでに始まった物事を、
着実に進める時間
を表しています。
そのため、
努力を積み重ねる日
として理解することもできます。
現代における執
現在でも、
- 継続している仕事
- 学習
- 趣味
- 生活習慣の改善
など、
日々積み重ねることに取り組む日として考えることができます。
執の日は、
地道な実践を大切にする暦注
といえるでしょう。
定との違い
定は、
物事が定まること
を表します。
それに対し執は、
定まったものを実行すること
を表します。
定が確定なら、
執は実践といえるでしょう。
まとめ
執とは、十二直の一つであり、
物事を執り行う日
を意味します。
- 神事
- 婚礼
- 建築
- 種まき
などに向く日とされ、
実行や継続を象徴する十二直として古くから用いられてきました。
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