破(やぶる)は、十二直の七番目に位置する暦注です。
建で始まり、
定で形が定まり、
執で実行されてきた流れの中で、
一度その状態を打ち破る役割を持っています。
文字どおり、
破る
壊す
打ち崩す
ことを意味する十二直です。
破とは?
破とは、
停滞を破る日
を意味します。
古くなったものや、
行き詰まった状態を打ち壊し、
新しい展開へ向かうための力を表しています。
そのため十二直の中では、
やや特殊な性格を持つ日として知られています。
十二直における破
十二直は、
物事の進み方
を示す暦注です。
破は、
変化
突破
転換
を象徴します。
順調に進んできた流れを見直し、
必要な変革を行う段階にあたります。
破の日に向くこと
古い暦では、破の日は次のようなことに向くとされました。
- 訴訟
- 勝負事
- 競争
- 狩猟
- 漁業
困難に立ち向かうことや、
現状を打開する行動に向くと考えられていました。
破の日に避けること
一方で、
- 婚礼
- 祭礼
- 引越し
などは慎むべきとされました。
これは、
長く続いてほしいこと
との相性が良くないと考えられたためです。
破が表す時間観
破は、
単なる破壊
ではありません。
古い殻を破り、
次の段階へ進むための変化
を意味しています。
そのため、
停滞を打ち破る力
として理解することができます。
現代における破
現在でも、
- 悪習慣を断つ
- 問題解決に取り組む
- 新しい挑戦を始める
など、
現状を変える行動の日として考えることができます。
破の日は、
変革のきっかけを与える暦注
といえるでしょう。
執との違い
執は、
物事を継続し実行すること
を表します。
それに対し破は、
既存の流れを見直し、
必要な変化を起こすこと
を表します。
執が継続なら、
破は転換といえるでしょう。
まとめ
破とは、十二直の一つであり、
停滞を破る日
を意味します。
- 訴訟
- 勝負事
- 競争
- 狩猟
などに向く日とされ、
変化や突破を象徴する十二直として古くから用いられてきました。