なになに?– category –
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なになに?
十二直とは何か ―― 暦の中央に書かれた日々の評価 ――
第2部 中段編 第1章 十二直とは何か ―― 暦の中央に書かれた日々の評価 ―― はじめに ― 暦の「中段」とは何か 昔の暦を開くと、日付の近くに 建除満平定 といった文字が並んでいることがあります。 これらは 十二直(じゅうにちょく) と呼ばれる暦注です。... -
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暦注の体系 ―― 吉凶はどのように作られたのか ――
第2部 暦注の体系 ―― 吉凶はどのように作られたのか ―― はじめに ― なぜ暦には吉凶があるのか 暦には、日付だけが書かれているわけではありません。 そこには、 吉日 凶日 避けるべき日 事を始めるのに良い日 といった評価が付けられていることがあります... -
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大雨 ― 極まった暑さが解き放たれるとき
大暑の末候は「大雨時行(たいうときどきにふる)」です。 大雨が時に降るころをいいます。 大暑は、一年で最も暑さが厳しくなる節気です。その最後に置かれているのが、「大雨」です。 ここには、極まりのあとに訪れる解放という構造があります。 「時行... -
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土 ― 春の潤いと、盛夏の湿りはどう違うのか
大暑の次候は「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」です。 土が潤い、蒸し暑くなるころをいいます。 ここでの「土」は、単なる地面ではありません。空気と熱を抱え込む存在としての土です。 同じ“潤い”でも、春とは意味が違います。 まず言葉を分けて... -
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桐 ― 盛夏に「花を結ぶ」という意味
大暑の初候は「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」です。 桐が花を結び始めるころをいいます。 ただしここでいう「結花」は、実際の開花を指しているわけではありません。 むしろ、花が終わり、実を結ぶ段階を示します。 この点が重要です。 なぜ大暑... -
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土用は日本だけか ―― 中国にも雑節のようなものはあるのか ――
土用は日本だけか ―― 中国にも雑節のようなものはあるのか ―― 土用(どよう)は、立春・立夏・立秋・立冬の直前、およそ十八日間を指す雑節です。 とくに夏の土用は、日本では広く知られています。 では、この土用という区切りは日本独自のものなのでしょ... -
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鷹 ― 空で技を学ぶ若鳥の季節
小暑の末候は「鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)」です。 鷹が飛び方や狩りの技を学ぶころをいいます。 暑さが増し、空気が重くなる時期に、なぜ鷹の“学び”が置かれているのでしょうか。 ここには、季節の成熟段階が表れています。 「学習」という言... -
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蓮 ― 水面に開く盛夏の兆し
小暑の次候は「蓮始開(はすはじめてひらく)」です。 蓮の花が開き始めるころをいいます。 小暑は、暑さが本格化へ向かう節気です。その中で、蓮が置かれていることには明確な意味があります。 「始めて開く」という段階 ここで重要なのは、「満開」では... -
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温風 ― 熱を帯びた風が届くとき
小暑の初候は「温風至(あつかぜいたる)」です。 熱を帯びた風が届くころをいいます。 梅雨が明けきらない空の下でも、風の質が変わり始める時期です。 「温」とは何を指すのか ここでいう「温」は、ぬるいという意味ではありません。 冷たさを含まない、...