暦というものに興味を持ち、これまで、日常の暮らしにおける太陽や月とのかかわり、それが宇宙にまで広がっていって、時間や暦の仕組み、そして、その興味は、さらに、歴史につながり、文化や信仰などにまで広がり、本当に、暦は生きるための時の流れの基本であり、歴史の記録であることを知りました。
暦という字を見るとき、日々の時を刻む「暦」と、過ぎた時を記録する「歴史」が、私の中でつながってきます。

人は、それぞれの時代に得られた暦や天文の知識を使って時を記録してきました。
そして現代では、残された文字や遺物、星の記録などを手がかりに、古代の人々が生きた時代を明らかにしようとする研究が続いています。
これまでの暦の基本的な仕組みを理解したうえで、歴史へのアプローチの具体的な動きを追ってみたいと思いました。
古代史へのアプローチ、古事記や日本書紀にみる暦記録、そして他国との歴史的交流など、暦の技術を通じて感じてみようかと思います。
こんなシリーズをイメージしています。 順次公開予定。
- シリーズ:暦から読む古代史 ・・・古墳や出土品など、実物に残された時間の痕跡
- 稲荷山古墳の辛亥年銘鉄剣
- 富雄丸山古墳の巨大蛇行剣
- 高松塚古墳の星宿図
- キトラ古墳の天文図
- キトラ古墳の十二支像
- 古墳に残る四神
- シリーズ:記紀から読む古代の暦 ・・・古事記・日本書紀に残された時間の記録
- シリーズ:中国史書と倭国の年代 ・・・交流の記録と年代の照合