西方白虎七宿(せいほうびゃっこしちしゅく)は、二十八宿のうち西方に配置された七つの宿です。
古代中国では天空を東西南北の四方に分け、それぞれに神獣を配しました。
西方を守る神獣が白虎であり、その領域に属する七つの宿を西方白虎七宿と呼びます。
西方白虎とは?
白虎は四神の一つで、
- 西方
- 秋
- 収穫
- 決断
を象徴します。
秋は実りの季節であると同時に、冬へ向けた準備を始める時期でもあります。
そのため白虎には、成果を得る力と物事を決断する力が重ねられました。
西方白虎七宿の構成
西方白虎七宿は次の七宿から構成されます。
| 宿 | 読み |
|---|---|
| 奎宿 | けいしゅく |
| 婁宿 | ろうしゅく |
| 胃宿 | いしゅく |
| 昴宿 | ぼうしゅく |
| 畢宿 | ひっしゅく |
| 觜宿 | ししゅく |
| 参宿 | しんしゅく |
奎宿
奎宿は学問や文章に関係する宿として知られています。
知識や文化を象徴する宿として扱われることがあります。
婁宿
婁宿は人との結び付きや協力を意味する宿です。
婚礼や契約などに吉とされる場合があります。
胃宿
胃宿は蓄えや生活の安定に関係するとされる宿です。
暮らしの基盤を整える意味を持つと考えられてきました。
昴宿
昴宿は二十八宿の中でもよく知られる宿です。
おうし座のプレアデス星団(すばる)と関係があり、日本でも古くから親しまれてきました。
畢宿
畢宿は物事を完成させる意味を持つ宿とされます。
成果を収めることや収穫と結び付けられることがあります。
觜宿
觜宿は慎重な判断を求める宿です。
急がず状況を見極める意味があるとされています。
参宿
参宿は行動力や発展を象徴する宿です。
オリオン座の一部に対応するとされ、古くから人々に親しまれてきました。
西方白虎七宿の特徴
西方白虎七宿全体に共通するのは、
- 収穫
- 完成
- 決断
- 成果
です。
春の成長を経て、秋に実りを迎える流れが反映されています。
東方青龍・北方玄武との違い
東方青龍七宿が成長を、
北方玄武七宿が蓄積を象徴するのに対し、
西方白虎七宿は、
成果を得ること
実りを迎えること
を象徴しています。
まとめ
西方白虎七宿は、
- 奎宿
- 婁宿
- 胃宿
- 昴宿
- 畢宿
- 觜宿
- 参宿
から構成される二十八宿の一群です。
西方と秋を象徴する白虎のもとに配置され、収穫や完成、決断を表す宿として古くから暦文化の中で用いられてきました。
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