だいぶ、間が開いてしまいましたが、W11が不調で…という話の続きです。
デスクトップの不調が続いて…
R7年は春先からデスクトップの調子が悪くて、6月にも手を入れたし、8月にもSSDを変えたりしてきたんです。
何かに、確かに、書いてあったと思うんですが、どうも、CPUとSSDの相性が悪い組み合わせがあるとかで、ちょうど、このPCに使っているパーツが、同じだったのです。
えー、ほんとに…とか思いながら、具合が悪い感じがすると、SSDのクローン化とか、バックアップ祖ストや引っ越しソフトを使って凌いできていました。
そのせいかどうか、使っていたUSBに組んであるデータベースが不具合を起こし、また、10年来育ててきたスクレイピング用のExcelファイルのVBAが、うまく動かなくなるなど、大変なことが重なってきたんです。
わかってきたこと…まず、ファイル・フォルダ
PC環境は、デスクトップだけではなくて、古いノートPC(i7第4世代だったかな?W10)も使っていますし、仕事では、会社のノートPC(たしかi7第12世代)を使用。ここで、愛用のUSBから個人開発のExcel_VBAで組んだファイルでデータ収集をしていました。
まあ、これはルール違反ですね。私用USBですから。しかもVBAですから、奨励される行為ではないですよね。
どうもこのあたりで、データベースの権利関係が変わったのではないかと推測。
色々プロパティとかを調べてみると、所有権とかアクセス制限とかを改善しないと動かなくなっていました。これは面倒ですよ。ファイル、フォルダごとに設定されているものですから。
いわゆる、「外の世界から来たのが明らかなファイル」なのですから、W11のようにセキュリティがかなり強化された環境では、昔と比べると「設定」が細かくなっているので、意識をしようとすればそれだけ調整の数が増える、ということになりますね。
どんな症状か、簡単に言うと、取り込んだデータ、例えばpdfファイルを、いくつかの階層を持つフォルダに保存するわけですが、このフォルダ階層は、深いところでは、個別に作りながら進めるのです。
そして、そこに保存したpdfファイルを呼び出そうとすると、アクセス制限のかかったフォルダが中にあって、それがあると、リンクの呼び出しが効かないんです。これを外す必要があるわけです。もちろん個人のPCでは自分も管理者ですからいいのですが、会社のPCではユーザーだけですよね。そうした問題がありますね。ルール違反の罰が当たりました。
でも不具合の原因は、このほかにもあるような気がしています…
推測すること…システム不調とクローンとソフトの引っ越し…
やってはいけないことが起こした不具合、ということで反省ですね。会社のPCでは大事な個人ファイルは使わないように…。
もともと、調子の悪いデスクトップでしたから、何とかしようと、手抜きを考えましてね。システムは、クリーンインストールですっきりしたんですが、ソフトを入れるのが面倒で、手抜きを考えました。
①インストールは極力少なくする、これはいいんですが、
②引っ越しソフトで、必要なソフトを移そう、これはいいのかどうかよくわかりません。ただ、重宝しました。便利ですから。
この①と②で、形は整うので、クローンを作っておいたりするわけですよ。また不具合が起きるといけないから。
ところが、クリーンインストールする前のHDDのクローンがあったりするわけです。
そうすると、不具合を起こすと、どちらかのクローンを使って、またクローンを作っておく…ということをするものですから、どうも、システムがだんだんおかしくなるのかもしれませんね。
クローンで引き継いできたシステムでしたから、不要なものも混ざっていたはず。
クリーンインストールした段階では、新しいW11を入れましたからよかったのですが…。
ということもあり、不具合が多くなってきたようになりました。
システムチェック
いろいろ検索しましたよ。そうすると、あるんですよね。便利なものがあるんです。
こんなやつですね。
「Windows でシステム ファイル チェッカーを使う」 検索するとすぐ出ます。マイクロソフトのサポートの一つです。
Windows でシステム ファイル チェッカーを使う
適用先
システム ファイル チェッカーは、コンピューター上のファイルに関する問題をチェックするための、Windows のユーティリティです。 これを実行するには、次の手順に従って操作します。
Windows の最新の更新プログラムがインストール済みであることを確認し、コンピューターを再起動します。 詳しくは、「Windows を更新する」を参照してください。
タスクバーの検索ボックスに「コマンド プロンプト」と入力し、検索結果から [コマンド プロンプト (デスクトップ アプリ)] を右クリックまたは長押しします。 [管理者として実行] を選択し、[はい] を選択します。
「DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth」 (各 "/" の前にスペースを入れます) と入力し、Enter キーを押します。 (注意: この手順の開始と完了には数分かかる場合があります。)
"操作は正常に完了しました" というメッセージが表示されたら、「sfc /scannow」 (注: "sfc" と "/" の間にスペースを入れます) と入力し、Enter キーを押します。
"検証 100% 完了しました" というメッセージが表示されたら、「終了」と入力し、Enter キーを押します。
システム ファイル チェッカーの詳細情報
これを基本にしました。
検索すると、このあたりを詳しく解説したり、手法をいくつか加えたりするようなサイトもあり、参考にさせていただきました。
そこで、これをきっかけに、よし、おなじようなSSDではなく、「M.2をいれよう」となったわけです。
M.2 導入
はい、M.2導入を決めたので、どれを選ぼうかと、工房さんなど調べてみました。
あまり高価なものは無理なので、安くていいものはないかと…
決めたのが、どこかのお店が推奨していた、「シリコンパワー SSD 512GB 3D NAND M.2 2280 PCIe3.0×4 NVMe1.3 P34A60シリーズ 5年保証」という代物。
256GBにしようかとも思ったのですが、これまで通りということで512Gに決定。購入先はアマゾンに。
注文して、2日後にはもうセットをしようと…。
マザーボードへの取り付けは、簡単。とはいっても、ケースを立てたままだったので、ちょっと姿勢は窮屈に。でも問題なく設置できました。
設置は、また手抜きをしてしまいました。システムチェックをしたSSDからディスククローンで設定。早い。この段階で早さ実感しました。
早さ実感
いや、早い。起動が早い。シャットダウンも当然早い。
まだ、日にちもそう経っていませんが、安定しています。今のところ問題ないです。
ファイル、フォルダの不具合問題については、またあらためて取り上げてみたいと思っています。
ということで、新しいパーツでデスクトップが機能アップしました。

