甲寅(きのえ・とら)は、六十干支の51番目にあたる干支です。
十干の**「甲(きのえ)」と十二支の「寅(とら)」を組み合わせたもので、古来より“芽吹きと躍動が重なる年の型”**として理解されてきました。
干支というと十二支だけが注目されがちですが、暦の基本単位は十干十二支(じっかんじゅうにし)の組み合わせです。
その完成形が60通りで一巡する六十干支であり、甲寅はその後半の入口に位置します。
本記事では、甲寅を
- 読み方と基本意味
- 甲(きのえ)の象徴
- 寅(とら)の象徴
- 甲寅の年の型(本体としての整理)
- 誕生年企画への入口
の順で整理し、年次の出来事に依存しない基礎理解を提示します。
目次
甲寅の読み方
**甲寅(きのえ・とら)**と読みます。
- 甲(きのえ)=十干の1番目
- 寅(とら)=十二支の3番目
甲は五行で「木」に属し、若木が地面を割って伸びる力を象徴します。
寅は虎が示すように、前へ踏み出す衝動・決断・突破力を表します。
したがって甲寅とは、
「芽が地面を突き破り、前へ躍り出る」干支
と理解できます。
甲(きのえ)の意味|始動する木
甲は十干の最初にあたり、次のような性格を持つと解釈されてきました。
- 開始・発端:物事の立ち上がり
- 成長のエネルギー:止められない伸び
- 外向きの力:内にこもらず表へ出る
大木というより、春の若芽が甲の本質です。
甲寅では、この“新芽の勢い”が行動を突き動かします。
寅(とら)の意味|動き出す力
十二支の寅は、古来より次のように理解されてきました。
- 決断:迷いを断ち切る
- 突破:障害を押し破る
- 冒険:安全より挑戦を選ぶ
寅は停滞を嫌います。
むしろ危険を承知で前に出る勇気こそが本質です。
甲寅の特徴|「始動と突破」の年の型
甲と寅が重なる甲寅は、次のような性質を帯びやすいと読み解かれてきました。
- 動き始めが速い
- 勢いが強く、止まりにくい
- 慎重さより直感が優先される
このため甲寅はしばしば、
「準備よりも実行が先に走る年」
として語られます。
熟成の年というより、開幕・初動・挑戦の年です。
なぜ甲寅は「突破」と結びつけられやすいのか(本体としての整理)
甲寅が「突破」「始動」と結びつけられる理由は、干支そのものの構造にあります。
- 甲=芽吹きの力
止まっていた地面を破る象徴。 - 寅=前進の衝動
躊躇せず踏み出す象徴。
この二つが重なるため、甲寅は自然に
「動かす年」
「殻を破る年」
を連想させます。
そのため歴史の中で、後から“転換の起点だった”と読み返されやすい干支になりました。
誕生年企画への入口
甲寅は**「あなたの誕生年はどんな年?」企画**として、
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まとめ|甲寅は“動き出す春”
甲寅(きのえ・とら)は、
若木が地面を割って伸び、虎が前へ踏み出すような干支です。
派手な熟成ではなく、
挑戦・始動・突破のエネルギーが中心にあります。
甲寅を入り口に、六十干支を
「年の名札」ではなく、歴史を読む暦の知恵として読み解いていきましょう。
