干支というと十二支だけが注目されがちですが、本来の暦単位は十干十二支(じっかんじゅうにし)です。
その完成形が、60通りで一巡する六十干支であり、乙卯はその52番目に位置します。
本記事では、乙卯を「仕組み・意味・象徴」の三層で整理し、
基礎理解を提示します。
目次
乙卯の読み方
乙卯は「きのと・う」と読みます。
- 乙(きのと)=十干の2番目(柔らかな木)
- 卯(う)=十二支の4番目(兎)
乙は五行で「木」に属し、若枝・蔓・新芽のようにしなやかに伸びる生命力を表します。
卯は兎を象徴とし、跳躍・敏捷・再生・繁殖を意味します。
“やわらかな芽が軽やかに跳ねる”干支
乙(きのと)の意味|しなやかな成長
乙は十干の二番目で、次のように解釈されてきました。
- 柔軟性:折れずに曲がる
- 潜在力:表に出ないが確実に伸びる
- 調整力:環境に合わせて形を変える
大木というより、若芽・蔓・竹のような「しなやかな木」が乙の本質です。
乙卯では、この柔らかな力が機敏さと結びつきます。
卯(う)の意味|跳躍と再生
十二支の卯は兎を象徴とし、次のように理解されてきました。
- 跳躍:素早い変化
- 繁殖:増える力
- 再生:傷ついても回復
卯は派手な破壊ではなく、軽やかな更新をもたらす存在です。
乙卯の特徴|柔らかな跳躍
乙と卯が重なる乙卯は、次のように読まれてきました。
- 大転換ではなく小さな飛躍
- 表面は穏やかだが内部で成長
- 壊すより“組み替える”力
「静かな革新より、軽やかな更新」
革命ではなく、機動的な調整と再生の色合いが濃い干支です。
乙卯はなぜ“芽吹きと跳躍”に結びつくか
乙卯が「芽吹き」「跳躍」と結びつく理由は、年次ではなく干支の構造そのものにあります。
- 乙=若芽
伸び始めのエネルギー - 卯=跳ねる兎
停滞を破る軽やかさ
この二つが重なり、乙卯は自然に
「硬直をほぐし、軽く飛び越える年の型」
として読まれやすくなりました。
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まとめ|乙卯は“軽やかな更新”
乙卯(きのと・う)は、
柔らかな木が跳ねる兎と出会う干支です。
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